知らなかった! 割り箸はエコだったんだ。

知らなかった!
割り箸はエコだったんだ。

コンビニで、スーパーでお弁当を買うとついてくる割り箸。
お断りすると、店員さんが喜んでくれる割り箸。

 一口に割り箸といっても、実は種類が豊富。頭部を鋭角に
切った「天削(てんそげ)」、割れ目に溝を入れた「元禄」、
千利休が客人をもてなすために作り出したとされる「利久」は、
中央が太く両端が細い。
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☆なぜ?割り箸はエコなんでしょう。

国産材割り箸は主に、他に使用方法のない木材を使って作ら
れています。
(廃材・残材・間伐材等木材として利用価値の無いもの) 

1970年代以降、外食産業の急激な発展、衛生面への関心の高
まりなどにより、割り箸の需要が激増しました。

国内生産が追いつかなくなると、その生産を途上国に依頼する
ことになり、結果、他国の森林が伐採され、環境破壊に繋がる
ことになりました。

国産材の割り箸を使うことは他国の森林保全に配慮し、
国内の森林循環に貢献することになります。

詳しくはコチラ
国産材割り箸とその現状

☆吉野の割り箸作りの名匠です。

パキッと二つに割る。途中で折れたり片方だけ細くとがったり
せず、左右均等になるのが、奈良・吉野の割り箸だ。
「必ず真っすぐ割れるように、ひと手間かけている」。
職人の辰田敬美(たつだよしみ)さん(60)は胸を張る。
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吉野では明治時代、杉を使った酒だる作りが盛んだったので、
余った端材が捨てられるのを惜しみ、割り箸が考案されたと
いいます。

昔から、もうそれ以上他のものに加工できない木材は割り箸に
されてきました。

国産の高級品である吉野の割り箸の材料は、杉とヒノキの原木
だけ。素材をそのまま生かし、天然の香りと抗菌作用がある。

(使い捨てと批判された時期もあったが、もともと、
もったいないから有効活用しようと始まったんです。)

詳しくはコチラ
年輪そろえ きれいにパキッ 吉野の割り箸(奈良県吉野町)

お箸は国産材の割り箸、またはプラスティック製ではない
日本の木使用のマイ箸がおすすめ。

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